猫の来る庭 O's Garden

庭の主の日々のちょっとした出来事や感動を綴ります。

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チワワの逃走

チワワの逃走

夕方、エルちゃんの散歩から帰って来てそろそろ家に入れようとしていたら
お隣さんが来てチワワが逃げているので一緒に探して欲しいと頼まれた。
話を聞くと1年生くらいの男の子が1人でチワワの散歩に来ていて
首輪が外れたようだ。
大声で泣いている男の子に最初に声をかけたのが、たまたま通りかかった近所の犬好きの電気屋さん
チワワは男の子の直ぐそばにいた。
男の子はチワワを捕まえようとしたが興奮したチワワが噛んできたようだ。
電気屋さんもつかまえようとしたが、チワワには首輪もなく激し抵抗して逃走した。
それを見ていたお隣さんもこれは大変とチワワ追いかけた。
チワワは2度ほどつかまえられそうになったがスルリと交し猛スピードで県道へ逃げた。
チワワを見た車はスピードをゆるめた。
チワワは少し県道を走り脇道に入り行方が分からなくなった。
出合った人にチワワの消息を聞きながらチワワの足取りをたどった。
そして逃走地点から500m程離れた材木店の敷地にいる事が分かった。
敷地内をウロウロし、それから休憩していた。
数人の大人が集まり捕獲を試みた。
逃げ出さないように出口でも待機して
チワワを捕獲に取り掛かったが
迫る恐怖にチワワも必死で逃げた。
抜け道が無いように思えたが
小さな抜け穴から又も逃走!!
チワワは消えた。
心配した大人や子供で又チワワの探索が再開した。
材木店は男の子の家と散歩に来ていた所の中間の場所にあった。
チワワは家に向かって逃走していた。
男の子の家は交通量の多い道路を通り踏切を越えた所にあった。
無事家にたどりつけばいいのだが
早く見つけなければ大変な事になる。
見つからないまま日が暮れ始めた。
男の子の家に向かう道の隅々に目を配った。
前方に数人が走って行った。
何か分かったのだろうか。
私もその方向へ向かった。
前方から数人の塊がやって来た。
その中の1人がチワワを抱いていた。
チワワは大きな道路の手前の駐車場で見つかった。
ホッとした。
知らない人達が集まりそしてそれそれの家に帰って行った。
夕方に起こった出来事
町の人の暖かさを感じた。

家に帰るとエルちゃんが待っていた。
エルちゃん留守番ご苦労様
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  1. 2015/06/13(土) 11:06:26|
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ミント

白猫ミント

我家の庭に遊びに来る白猫ミント
病気を持っていて薬が欠かせない。
そんなミントが庭に来ると体調が気になる。
『今日は元気そうだな』とか
『寝てるけど大丈夫だろうか』とか思っていた。
今年は11月に入ってから急に寒くなった。
ミントは11月23日の連休前から食欲がなくなり、ぐったりとしてひどく調子が悪くなっていた。
以前の病気が悪化したのか?
と思って本田さんはミントを動物病院へ連れて行った。
動物病院の先生は色々と検査をした。
以前の病気が悪化したのではなかったが
動物には致命的な電解質のバランスが崩れていた。
少しでも数値が下がると危険な状態になる。
今、ミントはその状態にあった。
本田さんは先生に今回は回復が見込めないかも知れないむねを聞かされた。
まだ2歳を過ぎたばかりのミントなんという運命なんだろう。
その日は点滴をして貰った。
運悪く連休中、先生が不在になり連休に入った。
本田さんは病院で点滴のセットを借り家で点滴をすることにした。
ミントの様子を見るとぐったりして食事は摂らず口は半開きになって動かない。
大丈夫か?生きてる?
と気にしながら
点滴をしているミントを抱っこして窓のそばへ行き
大好きな外の空気を吸わせてやる。
本田さんはできるだけミントを抱っこしてやろうと思った。
連休2日目少しだが食事が摂れるようになった。
その日の夜、先生から帰って来たので明日診察が始まる前に来て下さいと電話が入った。
深夜ミントが嘔吐した。
それは以前に外で食べた長い草だった。消化されずに胃に留まっていたのだ。
次の日の朝、動物病院へミントを連れて行った。
そこで検査をしてもらうと
電解質の数値が少し改善していた。
しかし、肺に水が溜まっているとのこと
点滴をして薬も変えてみようと先生も最善を尽くしてくれている。
本田さんは朝、病院へ連れて行き夕方迎えに行った。
ミントに食欲が戻ってきたようだ。
今日はミントが爪とぎをしたと本田さんが嬉しそうに話してくれた。
まだまだ完全復活ではないが、また奇跡が起こったようだ。





  1. 2012/11/27(火) 22:23:03|
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太郎ちゃん

エルの散歩で会った人達に聞いたわんこの話をアレンジして書いています。

チワワの太郎ちゃん

香川家にチワワの男の子が来たのは12年前
その頃、息子も社会人になり念願のわんこを飼う事にした。
名前を太郎と名付けた。
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犬好き夫婦は太郎を可愛がりよく散歩に出かけた。
週末には少し離れた大きな森林公園に車で出かけた。
そこで太郎は山道を走り回りよく遊びやんちゃなわんこになっていった。
チワワは小さくて、うるんだ瞳のか弱いイメージだが太郎は違っていた。
太郎の体はだんだん締まってせいかんなチワワになり、力も強く、甘噛みもきつくなっていた。
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よく動き回る太郎の食欲は旺盛で食事の量はどんどん増えた。
せいかんな太郎の体もだんだん太りだし体重は8.3kgまで増えた。
チワワの面影は無くなりパグのようになった。
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お母さんの悩みはやんちゃすぎる太郎だった。
と言うのも、太郎は遊びの一環だったのだろうが、いつからか、お母さんは太郎によく噛まれるようになっていた。
太郎ちゃんは冬寒い日は炬燵の中で過ごす。
極めつけは冬のある寒い日に起こった。
犬好きのお母さんは太郎が炬燵にいたら電源を入れて暖かくしてやろうと
ホーム炬燵の布団をめくり、中を覗き込んだ。
すると突然、太郎が炬燵の中から飛び出し、覗き込んだお母さんのホッペをガブリ!!
お母さんは、ほっぺを噛まれてショックだったが、それでも太郎を可愛がった。
あとで、息子には「何で鼻やなしにほっぺやねん」と突っ込まれることに
お母さんの噛まれた事も家族で笑いにしていた。
そうこうしていると、お父さんが急に病に倒れ片腕にマヒが残った。
家の中でもいつもやんちゃで我儘放題の太郎だったが
たぶん太郎に対する家族の愛情を太郎はずっと感じていたのだろう。
太郎はお父さんの傍に行ってお父さんの動きにくくなった腕を一生懸命舐めるようになった。
来る日も来る日もお父さんのしびれた腕を舐めるのが日課になった。
お父さんの辛いリハビリも太郎が癒してくれた。
お父さんと太郎の絆がどんどん深くなっていった。
そんな太郎も10歳になる手前で病気になり亡くなってしまった。
余りのショックでお父さんは二度とこんな悲しみを味わいたくないとわんこはもう飼わないと宣言した。
しかし、わんこのいない生活は寂し過ぎた。
そして、太郎が教えてくれた楽しかったわんことの生活をもう一度始めたくなった。
しばらく途絶えていた、わんことお母さんのお散歩が再開した。
  1. 2012/09/18(火) 23:54:18|
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頑張れミント!

お隣の白猫のお話
これは本当にあった出来事を基にアレンジして書いています。

1.ミントとの出会い

白の雄猫名前はミント
ミントは生まれて1ケ月程経った頃
それは雨上がりの9月の終わり
大きな公園の溝の中にいた。
祥子はいつものように犬の散歩で大きな公園に行った。
かすかな猫の鳴き声を耳にして祥子は溝の方へ向かった。するとそこに子猫がいた。
ずぶ濡れになってぐったりとしていたが、最後の力を振りしぼって鳴いていた。
祥子が近づいても、ぶるぶると震えながら逃げる元気もないようだ。
体は痩せて泥まみれ、目は目ヤニでくっついて薄らとしか開かない。
このまま放置すれば、半日はもたないだろう。
犬の散歩に来ていた祥子はいったん家に帰り
タオルと袋を持って急いで公園に引き返した。
そして猫を袋に入れて動物病院へ直行した。
ミントは弱り切っていたのでとにかく入院することになった。


2.ミント入院

ミントは一命を取りとめた。
しばらくして、祥子は動物病院に様子を見に行った。
ミントは洗われて白い痩っぽっちの猫になっていた。
看護師さんから哺乳瓶でミルクを貰って飲めるようになっていた。
看護師さんが「可愛い猫になりましたよ。」と声をかけてくれたが
目は相変わらず目ヤニでくっついていた。
鼻器官炎と診断された。
体が弱く、寒さを感じると風邪を引いたような症状がでてくる。
生まれ持った病気らしい。
結局ミントは1ケ月近く入院することになった。
入院の甲斐あって、だんだんミントは元気になっていった。
ケージの中から手を出して遊ぶようになった。
もうすぐ退院という日の深夜、ミントは病院のケージの中で遊んでいた。
右手(右前足)をケージの隙間から出し遊んでいた。
しばらくするとケージの隙間から抜けなくなった。
深夜、見回りの看護師はなかなか来なかった。
看護師が発見した頃には右手が動かなくなっていた。
挟まったままのミントの右手の神経が切れてしまったようだ。
祥子が迎えに行った時はミントの右手の甲の所が逆を向いていた。
歩くのも動かない右手を引きずりながら歩いた。
祥子は病気の事や右手の事を背負って生きて行かないといけないミントの事を可哀そうに思い
家の中で一杯可愛がろうと思っていた。


3.ミントの右手

ミントは本田家に来た。

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最初は緊張していたが
先輩猫のレオにすぐ懐いた。
レオは雄猫だがミントを自分の子供の様に可愛がった。
レオが寝転んで尻尾をポンポンと振るとミントはそれにじゃれて遊んだ。

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ミントが傍に近づいてくると両手で挟んでなめてやる。
ミントもお礼にレオをなめ返した。
ミントはいつもレオの後を、右手を引きずって付いて行った。
ミントの食欲はすごかった。
これまで食べられなかった事を取り返すようにミントは食べた。
レオに負けじと食べた。
それが良かったのか
それともレオに刺激され動き回ったのが良かったのか
ミントの右手に変化が出てきた。
障害が以前よりましになり、動きが素早くなってきた。
動物病院ではもう右手は動かないだろうと言われていたのだが
ミントの右手は快方に向かっていた。
ミントが家に来て1ケ月たった頃
奇跡が起こった。
ミントは普通に歩けるようになった。


4.食いしんぼのミント

ミントの顔は逆三角で相変わらず痩せっぽっち、

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手足と尻尾がやけに長い、目はつりあがりキツネのような顔をしていた。
相変わらずミントの食い意地は、はっていた。
小さいのに食欲はすごかった。

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そんなミントだったが、急に食欲ガ無くなり、食事を摂らなくなった。
最初、祥子は単なる食べ過ぎと思っていた。
しかし、なんだか様子がおかしい。
子猫の為、念を入れて近所の動物病院へ連絡をした。
すると先生は子猫を直ぐに連れてくるように言った。


5.ミントの手術

ミントを近くの動物病院に連れて行った。
食欲がないので点滴をして様子をみることになった。
ミントは再び入院することになった。
最初に行った病院じゃない別の動物病院だ。
そこは、小さな動物病院で病院兼先生の自宅で
先生は常にミントを気にかけ観察していた。
翌日も食欲がなく、餌を食べようとしなかった。
ミントの状態は更に悪化した。
先生がミントのお腹を触ってみるとグリグリした感触があった。
先生は祥子に連絡し、手術をする事にした。
夜の8時から手術が始まった。
手術は無事成功した。
お腹のグリグリした物の正体が分かった。
それはなんと
小梅の種だった。
ミントが何処かに落ちていた梅の種を見つけ転がして遊んでいて食べてしまったようだ。
こんなものが詰まっていたとは驚きである。
詰まりが取れたミントの回復力は凄かった。
次の朝、様子を見に行くとミントはもう食事をしていたのだ。
ミントは又、一命を取り止めた。
食事ができるようになったのですぐに家に帰る事ができた。
それ以来ミントは前にも増して元気でやんちゃな猫になった。
右手は完全に治り、レオに付いて外へ出かけるようになった。

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ミントは長い手足を使ってキツネのようにぴょんぴょん飛んで
蝶を捕まえるのは得意だった。
顔も逆三角形から丸顔になっていった。
1年が過ぎ可愛い丸顔の白猫になっていた。
そんな普通の生活をしていたミントだったが
不幸は突然やってきた。


6.ミントの生命力

急にミントに元気が無くなった。
食欲がおち、そして嘔吐した。
祥子は動物病院へミントを連れて行った。
先生はミントを診察し
血液検査をした。
すると、赤血球の数値が危険なくらいに低下していた。
ひとまず、点滴をし、入院して様子をみることに
投薬をしてみるが様態はあまり芳しくない。
投薬の効果は直ぐには期待できない。
赤血球の数値は低いまま推移していた。
数日が過ぎて行ったがなかなか数値に治療の効果がなかった。
そして赤血球の数値の限界点まで低下してしまった。
このままでは危険なので先生は輸血をする事にした。
すると、うれしい事に輸血で赤血球の数値はかなり回復した。
ミントに元気が戻って来た。
ミントは祥子を見ると家に帰りたがりニャンニャンと鳴いた。
そこで、祥子はミントを連れて帰る事にした。
ミントの望みをかなえてやろうと思い、通院に切り替えてもらった。
ミントは家に帰ると、どんどん元気を取り戻した。
輸血と薬の効果が出て数値が回復した。

なぜこんなにもミントに不幸がやって来るのか不思議だが、
それでもいつもそれを乗り越えて生きているミントがいる。
ミントは今も薬を飲んでいますが、
猫らしく自然に触れながら愛情一杯の本田家で暮らしています。
ミント、病気に負けずこれからも頑張れ!!

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  1. 2012/07/05(木) 21:57:20|
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茶トラ猫レオ②

1.茶トラ猫がやって来た。の続き

2.レオの外出
公園暮らしをしていたレオは家の中だけでは我慢できなくなっていた。
いつしか外に出かけるようになった。
最初の頃、祥子は心配していたが、レオは何と言っても本田家が好きなので夕方になるとちゃんと帰って来た。
外に出ると庭の柿の木に登ったり、塀の上を歩いたり、友達の猫と遊んだり楽しいことが沢山あった。
草の上でのお昼寝も最高だ。
虫を捕まえるのも好きで、芋虫に蝶、蝉など捕まえては祥子に見せたくて持って帰って来る。
たまに、鳥も得意げに持って帰って来るのは困りものだ・・・
とにかくレオはすくすく育ち7kgの大きな猫に成長した。
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3.レオの失踪
10月末、いつもの様にレオは出かけて行った。
いったんお昼になると家に帰ってくるのだが、その日はなぜか帰ってこなかった。
夕方になっても帰って来ない。
心配になった祥子は近所を探し回った。
隣の友達の幸子さんも一緒に探してくれたが何処にもレオはいなかった。
友達猫と何処かに行ってしまったか?
交通事故にあったのか?
それともかわいい愛想の良い茶トラ猫、誰かに連れ去られたか?
レオは忽然と消えてしまった。
祥子は保健所とか警察とかにも連絡してしたが消息はつかめなかった。
レオがいなくなってから2日
3日と過ぎて行った。
本田家は火の消えたように寂しくなった。
耕輔はレオがよく座っていた窓辺を見ると悲しくて涙が出た。
祥子も耕輔もレオが行きそうな公園や空き地を毎日何度も探しに行った。
友達の幸子さんがレオの迷子猫のチラシを作ってくれた。
そのチラシの紙を友達の京子さんが雨でも濡れないようにとラミネート加工してくれた。
祥子はすがる思いでご近所さんに、レオのチラシを貼らせてもらった。
近所の人達はこころよくチラシを貼るのを承諾してくれた。
近所の人達もレオを気にかけてくれ探してくれたようだ。
そして祥子に会うとレオの話になった。
近所の人達の暖かさが祥子に伝わった。

4.レオの消息
チラシを貼って3日目、ドアホンが鳴った。
知らない人がチラシの猫を見たと言ってやって来た。
その人はその猫は公園の近くの家の中にいると言う。
その人が「公園で友達と話をしていたら猫の鳴き声が聞こえてきて窓からチラシの猫が見えた。」と言うのだ。
早速、祥子と幸子さんは喜んでそこに向かった。
すぐにレオに会えると思った。
そこは空き家だった。
数年前に吉田さんは亡くなり、今は空き家になっていた。
家の回りを見まわしたが戸締りがされていて入れない。
今、レオは生きている。
でも、レオはもう何日も食事をしていない。
せっかく見つかったのに早くしないと死んでしまう。
どうしよう?
交番に届けを出していたので相談してみたが、他人の家にかってに入る事はできないと言われた。
吉田さんには息子さんがいた。
結婚して別の所で暮らしている。
息子さんの家にお巡りさんが連絡してくれたが連絡が付かず、時間が過ぎて行った。
祥子は吉田さんの隣の山本さん家に行ってみた。
すると、山本さんは吉田さんの息子さんの携帯電話の番号を知っていた。
やっと吉田さんの息子さんと連絡を取る事ができた。
吉田さんの息子さんは仕事が終わったらこちらに帰って来てくれると言った。
吉田さんの息子さんと夜、7時に家の前で待ち合わせた。

5.再会
祥子と友達の幸子さんで吉田さんの帰りを待った。
約束の時間に吉田さんは帰って来てくれた。
急いで吉田さんが家の鍵を開け中へ入って、電気を点けてた。
レオが入っていたのは母屋にくっ付けて建てたプレハブ部分だった。
母屋の雨戸を開けてプレハブ小屋へ
電気を点けた。
回りが明るくなった。
居るはずのレオの姿がない。
確かに昼間姿を確認したのに・・・
部屋にはかすかに猫の臭いがしている。
名前を呼んでみた。
「レオ!!レオ!!レオ!」
すると「ニャーン」
小さな消えるような鳴き声がした。
『助けておかあさん』と言っているようだ。
確かにレオがいる。
壁の隅から聞こえてくる。
何処にいるの?
そこには本箱が置いてあった。
祥子が本箱の底に手を入れるとレオがいた。
ブルブルと震えて怯えたレオがいた。
祥子は吉田さんに御礼を言って早々に家に帰った。
母屋とプレハブ小屋の継ぎ目の天井板が壊れていて、レオはそこから落ちて出られなくなったようだ。
ひとまわり小さくなったレオは本田家に帰ってきた。
ブルブル震えながら帰って来た。
暖かい人たちのおかげで奇跡が起こった。
大好きなお家に帰って来きた。
祥子は、「もう大丈夫だよ」とそっとレオに話しかけた。
そして「レオはかけがえのない大事な家族だよ」と話しかけた。
するとレオは祥子の腕の中で『大好きだよ』と言っているように
「グルグルグル」と喉を鳴らした。
  1. 2012/06/19(火) 14:25:29|
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